社員紹介
三重工場 業務部 業務課
K.O.
工業高専卒/2016年入社
できないものはできないと言う。これもプロの仕事だと知った。
――あなたの業務内容は?
私のいる業務課は、特殊ガスの受注・納期管理、製造指示、容器(ボンベ)の調達・入荷・出荷管理などを行う部署です。
私は入社以来、容器(ボンベ)の調達と、お客様の窓口として受注内容や納期などを電話やメールで確認・交渉する仕事を任されています。
――入社動機は?
高専の物質工学科で化学系の知識を学んだので、漠然とながら、それが活かせる仕事に就こうと思っていました。 就職先を探している中で、学校の先生よりご紹介いただいて、この会社を知りました。会社のことを調べると、自動車や半導体などさまざまな産業に欠かせない製品を扱っていることがわかり、将来性のある会社だと感じて志望しました。
――この会社の強みは?
入社して4年目に新型コロナ騒ぎになりましたが、それでも特殊ガス業界は変わらず経営が安定していて、活気のある事業が継続しています。
最近は世界規模で半導体の需要が高まっており、私がいる三重工場は半導体材料ガスをメインに製造する工場なので、今後の新規受注の話題もよく飛び交っています。これも当社が多くの大手半導体メーカーから信頼されている証拠だと思います。
――仕事のやりがい、やりごたえは?
納期調整を行う中で、時にはお客様も無理を承知で厳しい納期の注文が来ることもあります。そういう時でも現場と親会社の営業さんと話し合って、できる限りいい結果を出そうとします。頑張ってくださっているのは現場の方々ですが、よい結果をお伝えしてお客様に喜んでいただけると、私たちも達成感があります。
ただし、どうしても無理であれば、できないものはできないとはっきり言うことも大切だと考えています。営業の皆様も特殊ガスのプロの方々ばかりなので、品質を維持するためのきちんとした理由を挙げて説明すればちゃんと理解していただけます。
先輩たちからしてもらったように、私も後輩に丁寧な指導をしたい。
――いま個人的にチャレンジしていることは?
普段行う業務については概ね習得しているので、今後は定常業務以外の仕事にも取り組めるようになりたいと思っています。具体的には内部監査員の講習を受ける予定です。
――座右の銘は?
高専の恩師から、「日本人は『すいません』という言葉を多用し過ぎるので、それはやめなさい」、そして「お礼は『すいません』でなく『ありがとうございます』というべきだ」と指導されました。相手に謝る場合も、「ただすいませんと謝るのでなく、なぜいけなかったのか、どう対処すべきだったかなど、自分の意志を伝えなさい」と教わりました。これは社会人としても大事なことだと思って、つねに心がけています。
――学生さんへのメッセージは?
この会社は将来性もあり福利厚生的にも、安心して働ける会社だと思います。入社後の研修が丁寧で、研修後も技術や法律のことなどを先輩がわかりやすく教えてくれます。だから私も、自分が先輩たちからしてもらったように、後輩の皆さんに親切な指導をしたいと思っています。