社員紹介

川崎工場 製造部 製造一課

N.C.

工業高校卒/2014年入社

工場で働くポイントは人間関係と連携プレイにあり。

――あなたの業務内容は?

私は入社以来、各種の特殊ガスの充填・検査をする製造部にいて、主に純ガス、混合ガス、零位調整ガス(ゼロガス)の分析を担当しています。
分析というのは、例えばベースガスが窒素で、成分ガスが水素5%の混合ガスであれば、その既定値どおりの濃度でボンベ内のガスが充填されているかどうかなどを分析計を使って検査する仕事です。

――入社動機は?

高校は電気科でしたので、電気系のモノづくりの会社を志望していました。でも高校で求人票を眺めているうちに特殊ガスというものの存在を知って、これは一体どういうものだろう?と興味を持ちました。世の中にあるスマホや液晶テレビ、車の部品や病院のハイテク設備といった製品の形になる前の工程でガスが使われていて、いざ製品になってしまえば目に見えないのに、そこには確かにガスが存在していたのだという事実が面白くて、なぜか強く心に引っ掛かりました。

――入社前後で印象に変化は?

入社前は、工場というのは時間を追って淡々と製品がただ作られていく場所…くらいの漠然としたイメージをもっていました。でも実際に現場に入ってみると、周りとの人間関係や連携プレイがこれほど大事なところだったのかということを思い知らされました。

――この会社の強みは?

工場で製造するためのマニュアルのようなものが社内にいくつもあって、それがとてもよくできているんです。これならいい製品づくりができるはずです。 作業の規準や手順があまりにもきめ細かく定められているので、新人の頃は覚えきる自信がありませんでした。しかし2年目には殆ど頭の中に入っていて、いつの間にか仕事のコツも体で覚えていました。

――仕事にやりがい、やりごたえは?

ガスの濃度分析をする時、結果が出るまでに1本あたり20~30分ほど時間がかかります。1日に何本も検査をしますし、すべて正しい手順で正確に進めなければなりませんから、毎日自分で段取りを考え、効率的に全作業を完了させる工夫をします。自分で思い描いたとおりにすべて出荷させることができた時の快感には格別なものがあります。

初志貫徹。やると決めたら絶対最後までやる。

――座右の銘は?

初志貫徹です。幼稚園の頃から高校まで本気でサッカー小僧をやっていたせいかもしれませんが、途中で投げ出すのが嫌いで、やると決めたら絶対最後までやります。会社でもフットサル部に入っていて、今でもリフティングやボールを背中に乗っけるネックキャッチなどは楽勝でできます。

――学生さんへのメッセージは?

同じ職場で長く働くには、福利厚生、手当、休日制度、社員の健康や安全への心配りがある会社かどうかは大切なポイントです。この会社はそこがしっかりしていて、入社後の離職者もほとんどいません。
それと近年、当社は新卒採用に力を入れ始めて、社員の年齢層が若返っています。若い社員の意見も積極的に聞いてもらえます。