社員紹介

本社 生産開発部 生産開発課

S.K.

大学卒/2010年入社

工場の生産能力を高める新しい設備づくりの技術を開発中!

――あなたの業務内容は?

ガスを作る設備や機器は、ときどき改良・改善する必要があります。私がいる生産開発課では、そうした新しい設備や機器を作るための新しい技術を開発しています。
たとえば容器メーカーから購入したボンベに腐食性ガスを入れるため、ボンベの内面に特殊なコーティング処理を施すといった技術がそれです。

――入社動機は?

大学で半導体関連の研究していたので、産業用ガスに関する初歩的な知識はありました。就活の時、ゼミの教授から「特殊ガスを扱っているこの会社はどうか」と薦められたことがきっかけで入社しました。
親会社の大陽日酸が大手企業であるであるにもかかわらず、社員数が少なめで、もしかして好きなことを自由にやらせてもらえる会社なのかも…と心が動きました。

――入社前後で印象に変化は?

大学の専攻は物理系で、唯一苦手なのが化学だったのですが、化学系の会社に入ってしまいました。だから最初は少々不安でしたが、入社後に工場で充填作業などを教わりながら、ガス製造工場の仕事を体で覚えていくうち、新鮮な気分で仕事を楽しめるようになりました。
特殊ガス業界というと、専門的な知識と見たこともない設備を使って作る、難しい職場を想像されるかもしれません。でもそれほど厄介な世界ではありません。水道の蛇口をひねれば水が出るように、正しいバルブを正しい手順でひねって閉めれば充填できます。直接人間がガスに触れることはないし、安全対策は万全です。
そもそもガス業界の専門的な情報はあまり社外にありませんから、知識は仕事をしながら深めれば大丈夫です。学ぶ意志さえあれば十分にやっていけます。

――この会社の強みは?

今やメモリ、クラウド、AIなどが注目され、電気自動車など新しい技術や市場が次々と生まれる時代です。当社は高品質な特殊ガスを作れることで、世界的に有名なメーカーをはじめ、安定した顧客層をつかんでいます。技術と実績で業界の中でも高評価を得ている会社ですから、就職先としても有望な存在だと思います。

――仕事のやりがい、やりごたえは?

現在、産学共同プロジェクトで製品の品質保持には欠かせない、新しい技術の開発を行っています。おっさん(私)が学生たちに紛れ込んでわいわいやるのは知的な刺激だらけでとても楽しい時間です。大学に戻りたくなります。(笑)

他人にペースを乱されず、自分の世界を持つことを大切にしたい。

――座右の銘は?

自分勝手な人間に聞こえますが「空気なんて読むな」です。もちろん人の話にはきちんと耳は傾けます。会議室でちゃんと議論もします。ただし、そういう雰囲気だから、といってそれに流されるというのはあまりしたくないと思っています。また、突拍子もないが良さそうな発想は暇な時間に浮かぶものだと思うので、他人にペースを乱されず、自分の世界を持つことを大切にしています。

――学生さんへのメッセージは?

人数が少ないこともあり、上司が社員の働きぶりや個性を適切に把握したり、助言したりが実現しやすい会社だと思います。安心して入社してください。