社員紹介
北九州工場 製造課 生産係
S.T.
工業高校卒/2009年入社
ガスの不思議な世界――。未体験の仕事に強く惹かれた。
――あなたの業務内容は?
入社して以来、ガスの充填・検査をする製造課にいます。今では北九州工場で扱うどの種類のガス(純ガス、ブレンドガス)も段取りをきちんと自分で考え、充填できるようになりました。
――入社動機は?
学校が工業高校でしたから、将来は製造業に就職すると決めていました。高校の求人票を片っ端から見て、勤務体系、福利厚生などがどこよりも良く感じたのがこの会社です。
担任の先生に相談すると、産業用ガスがどれほど世の中に貢献していて、どれだけ将来性のある製品かを教えてくれました。その時は話の奥が深すぎてすべては理解できないながらも、特殊ガスが私にとっては不思議な世界で、その未体験の充填や検査とはどんな仕事なのだろうと、興味がふくらんでいったのを今でも覚えています。
工業高校の化学科にいたので危険物取扱者の資格は取得していたし、先輩たちが何人も在職している安心感もあって、入社を決めました。
求人票に書かれた待遇に嘘偽りのない会社です。
――入社前後で印象に変化は?
入社してみて、求人票に書かれた福利厚生などに嘘偽りがないことに驚きました。時差勤務や勤務地などにも配慮してもらえるし、災害時の連絡網もスピーディです。友だちや先輩に聞いても入社のビフォーアフターで印象がまったく変わらない会社というのは珍しいようですね。私の彼女は看護師ですが、「そんなにいい会社が本当にあるのね」とうらやましがっていました。(笑)
――仕事にはすぐに慣れましたか?
工場の設備は、よくできていて、どれも似たような操作手順で作業できます。初めは迷っても、それぞれの設備やガスの癖を覚えてコツさえ掴めばどの作業にも応用が効きます。
入社後の実技研修もこれだけやれば大丈夫だろうというくらいたっぷりやりますし、現場の先輩たちの指導が何より的確でした。
――仕事のやりがい、やりごたえは?
予定された充填作業をミスもロスもなく回して、あんなにたくさんあったはずの作業をすべて余裕をもって終えられた日は、よし、やってやったぞ、と独特のやりがいを感じます。 同僚たちも一人ひとりが自分のスキルアップを目指しながら働いているので、いい意味で競争するようにみんなが毎年力量を高めていくのを感じます。
――あなたの座右の銘は?
アントニオ猪木さんの「元気があれば何でもできる」です。あの言葉は本当です。体調が良ければ気持ちも前向きになります。だから家でこまめに自主トレをしています。ただし、ガスの仕事に腕力はほぼ必要ありません。重そうに見えるボンベを運ぶのにもコツがあってそれほど力を使いません。 仕事と私生活のオンとオフはきちんと分けたいので、休日はバーベキューやドライブなど遊びに集中して、体力と気力を充填しています。
――学生さんへのメッセージは?
ガスは危険なものだと思う人がいます。でも、だからこそ工場は安全が大前提で、正しく作業をすることが当然かつ絶対です。だから私は入社以来、工場の仕事で怖さや不安を感じたことは一度もありません。