技術と知恵の会社ゆえに、知的情報のサポートが大切！

――あなたの業務内容は？

私が所属する生産技術部は、工場の生産に関わる全体的な技術サポートを担う部署といったところでしょうか。
具体的には、製品を製造するための技術情報をまとめた書類の管理、新しい製造設備の導入や既存設備の改良・改善の計画立案、原料の調達先管理、新人や若手社員を対象とした研修の実施など、多岐に亘っています。その中で私は、原料入荷や製品出荷の月間集計、老朽化設備の更新、新規設備の初期評価、手順書の作成などを担当しています。

――入社動機は？

学生の頃、CVD法（薄膜生成技術）を用いた研究していた研究室には高純度ガスの容器が置かれていました。就活の際に、そういった高純度ガスはどういった場所で作られているのか気になったのがきっかけです。
就活サイトやネットで調べて行く中でJFPという会社を見つけ、そこはガス業界で高い評価を得ていることを知りました。また社員の待遇や福利厚生も良く、「あ、この会社いいじゃないか」と即決しました。

――入社前後で印象に変化は？

自分は入社したら工場でガスを生産したり、分析計で検査する仕事に就くものだと思っていました。でも配属先を聞かされ、「えっ、生産技術部って何するところ？」「何をさせられるの？」とその時は戸惑ったものでしたが、生産技術部の教育として各工場へ訪問し顔合わせを行いながら、その工場の特色や設備などを学び下地を作ることができ、その後の業務へも安心して臨めました。もちろん今では面白い仕事に就けてよかったと思っています。

――仕事のやりがい、やりごたえは？

生産技術部では、前例のない難題に対して具体案を出さなければならないことがあります。
たとえば、お客様の設備で使っているバルブの仕様に合わせて、ガス容器の仕様を変更した上でガスを納品してほしいといった依頼があれば、設備メーカーさんや大陽日酸の営業さん、工場と技術的な対応策を考えます。こうした現場の問題を解決するたびに大きなやりごたえを感じ、お客様や現場の方々に喜んでもらえれば疲れも一気に吹き飛びます。

専門技術を深めたいニッチ志向の学生さんに最適な職場。

――この会社の強みは？

当社には専門知識に長けたプロの技術者が何人もいて、お客様からの厳しい要望に柔軟に対応しています。こうしたさまざまな知識と経験が社内に膨大に蓄積されているところは当社の大きな強みだと思います。

――学生さんにメッセージは？

特殊ガスは、専門性が高く、奥が深い製品です。ニッチな技術に興味がある学生さんにとっては、とてもやりごたえのある面白い世界になるはずです。入社後、何処に配属されたとしても技術的な課題など沢山出てくるかと思います。一緒に知恵を絞りましょう。