社員紹介

小山工場 製造部 検査課

T.M.

大学卒/2018年入社

JFPブランドの特殊ガスは海外からの需要も急上昇中。

――あなたの業務内容は?

工場で容器に充填されたガスは、分析計にかけられ、検査を受けてから出荷されます。私は入社以来、検査課に所属し、標準ガスのガス成分が指示書どおりの濃度で配合され、適正数値を満たしているかを計測・分析する業務を任されています。

――入社動機は?

大学のエネルギー化学科で環境問題や産業エネルギーについて学んでいた頃、医療からIT、食品などまであらゆる産業分野で使われている産業用ガスというものの存在を知って、面白そうだなと興味がわきました。
ネットで調べると、やはり産業用ガスの世界は注目すべき分野で、これからの産業の中で重要な役割を担うにちがいないと直感しました。

――入社前後の印象に変化は?

私がいる小山工場では標準ガスや半導体材料ガスを多く扱っていて、どれも安定して需要が高く、市場も成長しています。そのせいか工場内で設備を増強してガスを増産する話題などもよく出ます。入社前に想像していたよりはるかに活気にあふれた会社でした。

――この会社の強みは?

当社の特殊ガスは国内だけでなく、海外メーカーからもとても高い信頼を得ています。当社のガスを使ったさまざまな製品が世界各地で量産され、消費されているというのはすごいことです。

――仕事のやりがい、やりごたえは?

入社して何年か経ってみて、自分が分析計で検査するスキルが高まったり、段取りが良くなったことを実感しています。機械によっては簡単なメンテナンスも、自分でできるようになりました。自分でできることが増えるたび、仕事にやりごたえを感じています。

――座右の銘は?

慣れた頃に事故は起きる――。当社は工場の安全を最優先に考える会社で、これまでに事故らしい事故は起きていないと聞いています。それでも自分たちはガスという危険物を扱っていますから、心のどこかでそれを意識しながら集中して作業しないといけないと、肝に銘じています。

海釣りには作戦が要る。これは仕事にも通じる。

――あなたの特技は?

海釣りです。子供の頃から休日は海辺の岸壁に出掛けて、シーバス(スズキ)を釣っています。
シーバスは大きい魚種なので、釣り上げて、大きな網ですくうには体力がいるし、ふだんから漁場や使うルアーなどの作戦を立て、集中力をもって冷静に竿を操らなければなりません。海釣りをする心がまえはガスの仕事に通じるものがあると思います。

――学生さんにメッセージは?

私は化学系の学科出身ですが、当社の工場には機械や物理、電気、数学などの学科出身の人もいろいろいます。いろいろな社員の方々がそれぞれの理系の知識を役立てながら仕事をしていますので、学生の皆さん、出身学科に関係なく応募してください。